味気ない日々の中 それは突然 世界中の景色が色付く気がした 君の何気ない一言、仕草 どれも一喜一憂したよ 他人が見たら 馬鹿馬鹿しいくらいに 夢中になっていたんだ 好きになった理由なんてなかった 気付いたら君を 寝ても覚めても 想っていただけで 少しだけ気付いて欲しかった ハニカム笑顔を 向けられる度 気が気じゃなかった 鮮やかな日々の中 ひとつ気付いた 光あたる場所には影もあること 君が他人と楽しそうにしていると 胸が締め付けられたよ どうして君の隣に 今いることが できないんだろうって 好きになった理由なんてなかった 気付いたら君を 寝ても覚めても 想っていただけで 少しだけ気付いて欲しかった ハニカム笑顔を 向けられる度 気が気じゃなかった 手を伸ばせば伸ばすほど 何故か君の笑顔 遠く遠くに霞んでいく気がして 色づいた花もいつかは 萎れ、枯れていく そんなもんだって 何度も何度も言い聞かせて 好きになった理由なんてなかった 気付いたら君を 寝ても覚めても 想っていただけで 少しだけ気付いて欲しかった こんなにも 誰かを好きになったのは きっと、最後だった