幼い頃の僕が 君に会えるのはねんに一度だけ 新しいとしが始まる最初の日 隙間から顔を出す君と目が合うと 自然と笑みがこぼれた まるで織姫に会えた彦星のように 違いをしいて言うなら7が1なこと たんざくなんていらない 君がこれから僕の願いを 叶えてくれるんだから 君と過ごす時間はあまりにも短くて 気がつくと君はもう居なくなってて でも来年のはじまりの日には 君にまた会えるはず その日まで頑張ろう 君が僕の夢を叶えてくれたように 僕も君に誇れる 自分でいられるように 大人になった僕は毎日君と 会えるようになって あの日の感動が日常になった 君1人じゃ叶えられない事も増えて たまに居なくなる 君に苦しめられる時もあって まるで倦怠期の恋人のように 君と目が合ってもときめかなくなっ た 今は君以外はいらない まだまだ僕の願いを 叶えてもらわないと困るんだから 毎日君と過ごす時間が増えて 気がつくと新鮮味はなくなってて いつしか君に見向きもしなくなって そばにいて当たり前と思ってたんだ なにやってんだろう… 君が何度も僕の夢を 叶えてくれたのに… 僕は君に誇れる 自分でいられたんだろうか? じきに君と会えなくなる日が 来るんだね いつも貰ってばかり たまに雑に扱ったりしても 君は顔色一つ変えずに僕を 支えてくれてた〜 ありがとう、君がいたから、 今の僕がいる ありがとう、 君と出会えて本当に良かった これからも、 君は僕の中で生き続ける ありがとう、君に「さよなら」 を言わせてHmm