Track byKitri
どこかの誰かなら 思い出も忘れるほどだったでしょう 通りすがりならば 約束も交わさずいられたでしょう 書きかけの言葉たちと 夜に吸い込まれながら 行き場を失う三日月 薄い扉の向こうから 遠い遠い君が呼んだ 変わらぬ声で 変わらぬ瞳で ああなんともないから さらさらないんだから 今さらこぼれ落ちた雫 言い聞かせながら 密かな明日を漕ぐ 少しだけ 少しだけ いいよね?