繋いだ夜の線が 少し解けたその先 君の寝顔を 照らしていた 三度めの目覚ましにハッとして ドタバタと朝から慌ててる君は 朝食もそこそこに飛び出していく 雲すら急足 淡い青空 すれ違う喧騒の中で 足早な君の背中を見ていた ねぇ、 私と君が同じ場所にいないとしても 君が前向いて 進んでるからさ 私はそれでもいいんだ すれ違うことが 日常になったとしても 君が笑うなら… 少しだけ寂しいけどまだ 君の頑張るとこ、見ていたいんだ 気怠げに欠伸をした君 適当な相槌はバレてるよってさ 言ったのに相変わらずなんだから… そんなこと思い出して 寂しくなったり 君がふいに写真見て そんな顔するから 私も泣きそうになって …いやいや前向いてよね! もう私のことは思い出さないでって 言ったのに 君がそんなんじゃ 離れらんないでしょ? どうして 近くもないのに私のことばかり 日常の報告なんて要らないんだから 花なんて食べないし 綺麗なだけでしょ? 顔まで覚えられてるし… 好きなもの買ったりして いいのにさ 本当にね、馬鹿みたいね どうして私は… あのねほんとはきっと 私の方だったんだ 君とまだ一緒に居たくて こんなに経っちゃったけど もう「いかなきゃ」だから 次もまた会えるそんなことを 思ってるんだ 大好きだったから