雨上がりの水溜りに 反射してるビルはどこか寂しくて 湿ったアスファルト 渇いた心で何を思う? 何を求めてる? 大人になれない僕は未熟なままだ 空の碧を目掛けて 走り出した午前2時 色褪せて見えた世界も鮮明に映る 薄っぺらいよくあるような愛を 歌うより ただ、もがいて探そう 群青に溶け込む明星を 頬を伝うような一粒の雨と 点滅の赤は誰のための記号か 高層ビル一面の窓ガラスに映る 枯れた大人たちの言う 「輝かしい世界」の定義を探して 空の碧を目掛けて 走り出した僕はまだ 本当の幸せの意味も知らないまま 頑張れとか無責任な言葉だけを 謳うより ただ、 この世界の真ん中で群青に輝く光を 大人になる程 消えていく傷と紺碧の夢を そっと握り締めて今から飛び立とう 空の碧を目掛けて 走り出した午前2時 色褪せて見えた世界も鮮明に映る 薄っぺらいよくあるような愛を 歌うより ただ、もがいて探そう 群青に溶け込む明星を