なくしてしまうことを 定めと誰かは言う 痛みを持てないなら 愛は計れないという 身を知る雨 それはなぜ。 この涙の向かう先を どれだけ歩けばわかるというの わからずとも歩くことを 選んだ僕らは痛みを知れるよ。 隠してしまう程の 痛みを知りたいという なくしてしまったものの 理由を知りたいという 手を伸ばせど戻らぬもの その全てに意味がある その別れの向かう先を どれだけ歩けどわかりはしないが 歩みを止める時に 別れた全てに出会えるはずさ 変わらない日々の隣で明日を待つ 変わらないものを この手に抱えて歩みを始める