無邪気に追いかけ走って 転んでほつれたあの夢 うまく走れなくて叫んで 思い出す 舞台で泣いた あの日の面影 六畳一間の片隅で 不貞腐れた顔のミニアルバム 美化した五月のあの日も 過ぎゆく日々の一日か 明日もきっと 代わり映えない日々で 当ても無く 鳴らすのか 明日はきっと 代わり映えある日々へ そんな歌を 歌えたらな 眩しすぎた未来も 今じゃ錆びた 過去の話 公園ではしゃぎ回る 子供達 何も知らない日の私みたい いつかは いつかはと願って 崩れて 弱音吐いて 悲劇のヒロイン気取り あの頃はよかったなとか 格好悪い言の葉 落ちるばかり 明日もきっと 代わり映えない日々で 当ても無く 鳴らすのか 明日はきっと 代わり映えある日々へ そんな歌を歌えたらな 果てしなく 続く坂道を 泣きべそかいて 転がり落ちて それでも尚 諦めないのは この道を愛して止まないから