陰る空がこぼした涙 アスファルトを黒く染める 胸の奥を 見透かしているようだ すべて放り投げだした夜に あの電波塔へのぼってた 何が見える? 足元には 何も変わらない光の束 それは滲んで見えた 誰も気付かないでしょう 僕が居なくなっても その色はあまりに美しい 誰も見ちゃいないなら 何をしたっていいでしょう? 空しいほど優しい街の隅っこで 〈♪〉 誰も触れることをしないから そこにあるのを忘れてた 君はそれを 揺すり起こすのさ まるで変われないこんな僕じゃ 何も出来ないけれど 決して忘れないでしょう 君が居なくなっても その声は今でも響くよ 誰も聴いちゃいなくても 君だけに歌うよ 高くそびえるタワーの上から 〈♪〉 誰も気付かないでしょう 僕が居なくなっても その色はあまりに美しい 誰も見ちゃいないなら 何をしたっていいでしょう? 今はここに居たいよ 決して忘れないでしょう 君が居なくなっても その声は今でも響くよ 誰も聴いちゃいなくても 君だけに歌うよ 空しいほど優しい街の 高くそびえるタワーの上から