群青ソーダ転がった 3年ぽっちの感情は 一生経ってわかっていく 大切なものだったんだ 炭酸なんて飛んでいた 振って走って気がついた 心に泡がたつ 息をするほど苦しくなるような 生きることすら虚しくなるような 何年でも覚えたての気持ち 青いビー玉 炭酸塞いだ 冷えた夏色飲み干している間に 君が顔色見落としている間に 苦し紛れのタイミングじゃ 言えない あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 10年前から追っていた夢は見ていますか 長い黒髪は変わらずにいますか 他の誰かを愛せていますか あの夏色の下 予報はずれで雨が降ったから 投げた小石が水を切ったから 君が誰かと話していたから ごくっと口と炭酸塞いだ もしもあの日に巻き戻せるなら もしも少し胸を張れるのなら なんて今さら本当に 言える? あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 部屋はいつまでも散らかるのに 未だゴミのひとつも出せやしない 教室のすみっこに忘れて ぬるくなって飲む気もないのに どうも捨てられない微炭酸 売り切れていた 青春の味 飲み足りないままで あのね 嫌いになってもいいから 君を嫌いになってもいいかな 冷えたソーダで汗をかくグラス 雨模様で滴り落ちていく どうせ何も理由などないのに 片手が塞がっちゃ困るのに どうも飲み干せない微炭酸 あのね 嫌いになってもいいから 君をずっと好きでいいですか 気の抜けた恋と微炭酸