独り眠っている 誰もいない町の中 いつからかこんなに やりきれなくなったのか 胸を締め付けてる 理想の声ばっかりに 道しるべを探す ための夜を歩いてる 雨に言葉だけを 重ねて遠くなってく 星の降る渦へと 吸い込まれた昨日までを 隙間風が肌に 冷たいねって君は 見えなくなってゆく 暗がりの空の向こう 今日は独りぼっち 涙だけが何処かへ消えてゆくの 尽きる時の果てで 鼓動の音さえ 聞こえないな 今は 世界の隅に咲いた一輪 涼しい色を奏でる様に 遠くへ海の中を沈んでく 知らない何も 知らないよって 息をすることに立ち止まって いつか彷徨ってしまうのだろう 抑え込んだ言葉音さえも 声にならぬ 声で君は なのにきっと期待してしまう 落としてゆく星の明かりに 浮かんで消えてく感情だけが ずっと確かにそこに在ると 今は飾らないでいるだけ 何も無い場所に身を委ねて 名前も付かない日々の奥で そっと色づいていてくれ Ah ah