僕にとって ほんのささいな 言葉のやりとりも いつも先のことばかり 考えていたから あなたにしてみれば 離れてゆくように見えたの なんにもしてあげられない なんにもしてあげられないから あなたの口ぐせ 今だから あなたの やさしさがわかる 僕には もう歌は作れない 僕には もう歌は作れない 一枚の絵の中の 老人のように 木立の中で あなたの編んだ セーターを着て 午後の光を浴びながら 今 僕は あなたのことを 思い出しています なんにもしてあげられない なんにもしてあげられないから あなたの口ぐせ 今だから あなたの やさしさがわかる 僕には もう歌は作れない 僕には もう歌は作れない 今だから あなたの やさしさがわかる 僕には もう歌は作れない 僕には もう歌は作れない