また少しやせた背中を見ていた 会うたびあなたは 優しい顔になってく 膝にしがみつき泣きじゃくっていた 最後にあなたに 叱られたのはいつだろう… くもった窓に描いたひとさし指の夢 なぞってみても 今はもう滲んで消えてゆく 湯気の向こうであなたの古ぼけた はな唄がそっと響いてる La La La La... 正しくなくても優しくなくても ありのままならば 会いに行ける筈なのに すりむいた傷 痛みを吹きとばしてくれた あなたの指は いつからか魔法を失った それとも僕の心がその呪文 信じなくなってしまったの? La La La La... 冬ぐもり車窓に映る僕は あなたの待つあの日の僕に 似てるだろうか La La La La...