隣の探偵さんはね ふたりの行方を知ってる 寄り添い眠る人たちの 思い出食べるのが生き甲斐 どこまで逃げても いい夢見させないぜ 遠くへ向かう バスを遣り過ごして 広い銀河をすべるのさ 今ふたり夢の中 降り注ぐ 降り注ぐ夜空のたくさんの光 うれしくて うれしくて涙が寝返りをうつの いままでの いままでの思い出やっと話せるね ふたりきり ふたりきりレールはどこまでも続く 南十字で お祈りをして 綺麗になって 虚しくなって レールの果てに 目を凝らしたら 怖い車掌さんが こちらを見てた 今頃きっと夢の外 最後まで 最後まで言葉は空回り続け ひとしきり ひとしきり泣いたらいつもの顔して いつまでも いつまでも夜空を眺めてたふたり 嬉しくて 嬉しくて手を振る あの日にかえりたい