新月の海 波は眠り 時の船で 漕ぎ出した あなたは ゆっくりと立ち上がり 夢のように 消えてゆく 螺旋の宇宙 永遠をめぐる火の鳥 この地球へ 命を刻む 金の羽根を 追いかけてゆけ 暗闇を抜け 愛の砂漠を越えて いつの日にか 祈りの鐘が 強く儚く ささやくでしょう やがて…きっと…たぶん…さよなら… 憂いの果てに 揺れる世界 空と海が 重なって あなたは やわらかに目を閉じて 夢の中へ 身を投げた 無常の雨 悲劇に酔う火の鳥 気まぐれに 命を刻む 金の羽根を 追いかけてゆけ 暗闇を抜け 愛の砂漠を越えて いつの日にか 祈りの鐘が 強く儚く ささやくでしょう そして…きっと…たぶん…さよなら… 9番目の 時空を舞う火の鳥 瞬きで 命を刻む 千夜一夜 言の葉が散る 哀しく光る 愛の欠片を捨てて いつの間にか 寄り添う風が 強く儚く ささやくでしょう そして…きっと…いつか… 金の羽根を 追いかけてゆけ 暗闇を抜け 愛の砂漠を越えて いつの日にか 祈りの鐘が 強く儚く ささやくでしょう そうね…きっと…いつか…おやすみ… 夢に誘われて… そして揺れて揺れる心の何処かで 時を超え 浮かんで消えた 愛していた