流れていく時間(とき) 歩き方も忘れてしまいそうだよ 自分の名前すら無くなりそうで 擦り切れた思い どうすりゃいいの? 「あぁあたしは誰なの」 答えなんてあるはずないのにさ ノイズ混じりの声が響く いっそ影になりゃ あたしのかたちも楽になれんだろ いつしか消えてった からっぽな思いも全部吐き出してさ いびつなハリボテをまとって 動かした 同情なんて必要ないからさ あたしの存在証明 足を踏み外す 3秒前 呼吸も止めていた 何故だろう 残りカスの大行列 足音もなく 土砂降りの雨の中 生を探す 「あぁわかんないよ」 触れた秒針の 形すら変えて この今を 壊してしまえ 縋(すが)った言葉は灰になって 消えた 誰も わかっちゃいないんだろう いつか夢見てた 孤独の出口もわからなくなって 何もない部屋には笑い声だけ響いた 捻った頭からこぼれ落ちていく 「あたしはどうすりゃいいの」って いっそ影になりゃ あたしのかたちも楽になれんだろ いつしか消えてった からっぽな思いも全部吐き出してさ いびつなハリボテをまとって 動かした 同情なんて必要ないからさ あたしの存在証明 存在証明