あぁ、また駄目だった 涙も出てこないや 一人の夜にも慣れたなぁ あの時君がくれた 鞄は傷だらけだ 遠くに行くからと泣いてた 間違いだなんて思いたくないけど どれだけ挑めば 君の待つ夢になれるだろう 電話の向こうからは 体を気遣う声 大丈夫、何もかも上手くいってる 電話の向こうからは 「たまには顔を出せ」と ごめんな、忙しくてさ 帰れない 僕は惨めな男だ くだらない嘘吐いて 傷だらけの鞄が僕を見て笑っている 僕は惨めな男だ 人の目を気にして 傷だらけの鞄が僕を見ている 間違いだなんて思いたくないよ どれだけ泣いても 君の待つ夢になりたい