うおおおおおお―――! 闇に沈め―――! 光だけを信じていた この手はまだ震えている 正義の剣を掲げたまま 気づけば闇に抱かれていた 笑う魔族たち 手を伸ばし 俺の名を呼ぶ声がする 「こっちへ来いよ」囁く影 胸の奥で何かが軋む 逃げるな俺 染まるな俺 だけど… 優しささえ黒く染まっていく 止められない 抑えられない この衝動が 俺を裂く――! 堕ちていく―――!! 勇者ショウマは闇をまとう 正義の旗を破り捨て 叫びの炎で世界を焼く 壊して――浄化しろ!! 涙すら黒く滴る 「悪になんてなるもんか」 そう叫ぶほど 闇が笑う――! 魔王軍の目が優しくて なぜか胸がうずくんだ 「ここにいてもいいんだよ」と 手を取る魔王を 振り払えない 善と悪の境界線 どちらも俺を呼んでいる 歪む心 ひび割れる魂 もう俺はどっちなんだ? 不器用な愛 歪んだ誓い 守りたいのは 誰の笑顔なんだ 切り裂け夜よ 砕け運命 選ぶ道は 俺の声――! 燃えろ――魂!! 勇者ショウマは闇と踊る 堕天の翼が広がって 嘆きの空を切り裂いてく 終わらせろ――世界ごと!! ゼロにしてまた始めるんだ 「悪でもいいさ」そう呟き 黒い月が笑う――! 俺が…世界を…… 救うんだああああああああ あ!!!!
