街並みを灯しだすイルミネーション 黄昏の陰りも塗りつぶして 舞い降りる綿雪 ちりばめた空は 街の灯りに照らされた 白いキャンバス 道行く人は みんな瞳輝き 軽やかな足取りに息を弾ませ それぞれの思いを胸に抱いて 心を照らすキャンドル 探し続ける ひとり佇む世界の流れの中で 忘れかけてた素直な幼き心 砂を噛むような 虚しさの日々に疲れて 彩り失くした心を持て余して たとえ今は世界が グレーに見えていても 鏡の中 自分に笑顔向けよう 雪のキャンバス 鮮やかな夢を描こう 真っ白な心のままで 忙しなく流れる日常の中で 真っ直ぐな心さえ塗りつぶして 裏腹な笑顔の果て 涙も涸れて 心も枯れて凍てつく白いキャンバス 街を照らす灯りが胸を照らし 夜空を照らす雪の欠片 心を照らす 絶え間なく押し寄せる孤独の先の 凍えたまま閉じた心 溶かし始める ひとり佇む世界の流れの中で 失くしかけてた素直な幼き心 目隠しのまま綱の上 渡り続けて 行き着く先の景色も見えないまま たとえ今は永い坂道見上げていても 登りきったその先に未来広がる 雪のキャンバス 鮮やかな明日を描こう 真っ白な心のままで ひとり佇む世界の流れ中で 忘れかけてた何より大切なもの どんな時でも 遠く離れていても 幸せ願い 暖かく見守ってくれる たとえ今は孤独に打ちのめされ 俯いていても 忘れないでね みんな独りじゃない どこかで必ず待っててくれる 人がいる 暖かな心のままで 真っ白な心のままで