この心は何度 傷付いただろうか この言葉を何度 繰り返すだろうか 癒えない心に 温度が宿るたび 言えない痛みが すぐに冷ましてく どれだけのあなたが 気が付いただろうか どれだけの私が 過ぎ去っただろうか 言葉には無くとも 心には無くとも それだけの時間が 何だって言うんだ 償われることない日々は やがて終わり無かったかのように あれから僕たちはまだ此処で 君を待っているんだ 今でも夢に見る まだそこに 溢れる涙 その言葉を何度 使い古しても 見慣れた風景に 少し似てきても 離れたあの人も 別れたあの人も 悴んだ右手を繋ぐ人も あれから僕たちはまだ此処で 君を待っているんだ これから僕たちがいつまでも 君を想えるように あなたたちは私を 誰かも分からないように呼ぶけれど 私は今でも私だと 何度だって歌おう私のため 一つとして同じ朝が無いように 一つとして同じ闇も無いんだ 一つ一つの悲しみがただ 一人一人の心に宿るだけなのに それだけなのに