勇敢な若者の旅のお話しさ、 風がサイを投げた。 夕日背中に抱いて 走り続けた、 走れメロスのように風に。 「ナニをしても ユルサレテタ檻のナカ」 打ち壊してく、お前らが作った、 嘘並べ立てた、偽りとウソだらけの 固め果てた自由、 不自由と何が違う? もがれたのは、腕と足 それだけかい? 生まれ落ちたこの時から、 世界は始まる、よくありがちな話し 「スベテハ過去、世界ハ、スデニ、 オワッテタ」 朝 目覚めた時、 無数の虚無が襲い、全ては夢 幻しとなりはしない、 なりはしない。 ソラが落ちて、地が裂けて それが 始まりの合図、僕らはそして 勇気だけ、勇気だけもつ。