僕はポタポタと歩く 君はシトシトと歩く 不鮮明な会場を後にする 不思議な手荷物を手にしてる 正統な血筋の言葉を借り育ち 君に差し出してきたものを並べる 絶対の愛を説えることが 悲しみに繋がるとは思わない だからって 僕が 維持された愛するべきものに 入るってことじゃない 悲しみはシンシンと来る 信頼はカラカラと回る 無秩序な入口を後にする 無意味な文章を手にしてる 僕の着てる服を取り去るのなら 君の着てる服も脱がしてあげよう 語られた愛をなぞることが ひとつのやり方だと思っている まちがって 僕が 新しい愛のかたち 語っても たいした事じゃない 絶対の愛を説えることが 悲しみに繋がるとは思わない だからって 僕が 維持された愛するべきものに 入るってことじゃない 僕はポタポタと歩く 君はシトシトと歩く