焼き付いた影を辿って 行き着いてしまうのは 幻灯機の裏 世界は狭いと思うままでよかった 瞳孔に入る光の中で 失うまいとアイリスを揺らしたんだ 染みになり滲む言葉 夢にならなかった記憶を 辿ってしまうよ 今日も また僕を殺して 今日朝が来なくたって それでも構わないと思っていたくて また息を殺して 例えば君を殺したって最初には 戻れないよ 我儘だよね 有り付いた運命を笑ってよ 引き攣ってしまう頬は 幻想なんだなと 天命は近い、と思うまま頬張った 誰かのために泣かないでよと 言い出す前に生憎目を逸らしたんだ また僕を殺して 今日朝が来なくたって それでも構わないと思っていたくて また息を殺して 例えば君を殺したって最初には 戻れないよ 我儘だよね 今朝 君を殺して この先へ行くとすれば ほら瞬いてるわ いつかと同じ景色みたいで