命運貫いた千もの闇と 幽暗に閉ざされた記憶の隘路を 願いを統べて共に行かん 絆されど唱え 曇天を裂いて 罪も咎めず 安寧の元へ 激る赤い泥 纏って救え 今世を謳えば 因果よ花と成れ 黎明風通う万象の音 荒原に刻まれし苦行の血漿 煌々と照らすは誓いの調べ 弔えど舞え 煩悩を掻いて 夢幻に終わらず 大我を求め 放て会心の宿星 憂いを凪いで 己許して 雷名よ轟かせ 千手の刃 矛先を狂わせぬよう 空高く掲げ 魂と対と化してくれ 砕けど堪え 邂逅を抱いて 傍らに立ち 共鳴し灯せ 激る赤い泥 纏って救え 今世を謳えば 因果の花よ咲け 努、参ろう