空気を詰め込めた ビニールの体じゃ 抱きしめられたとこで 温もりもわからない 心に取り付けた シリコンの穴じゃ 中に出されたとこで 何も感じない 瞳は何のために 涙を忘れたの? 悲しい夜だって あなたを見るため? 心は何のために 快楽忘れたの? ベッドで生まれそうな 恋や悪や命を消すため? please give a kiss to a lovedoll of nobody こんなにもあなたを愛しても 口から漏れる精一杯の言葉は シュウシュウ抜ける空気にかき消さ れて so please give a kiss to a lovedoll of nobody さあ 早くあなたを感じさせて 取るに足らない ありふれた人形を せめて今だけは抱きしめて 強く 私だった空気を吸い込んで 機械に作られた 安物の体じゃ 一晩寝たとこで 孤独は拭えない 二人を繋ぐものが 使い捨ての穴じゃ 強く願ったとこで 溶け合えない 孤独は何の為に 悲しみ降らせるの? 心の奥底に 名前刻むため? 空気の抜けていく この身で歌うのは あなたの奥底に 恋と愛と命刻むため please give a kiss to a lovedoll of nobody 忘れないで 私がいたこと あなたの奥の細胞一つ一つの 更に奥の場所に私はいるから so please give a kiss to a lovedoll of nobody ねぇ 泣かないで、終わりじゃないから 誰かの代わりの ありふれた人形を せめて今だけは愛してよ 深く 私だった空気を吸い込んで