作詞:吉幾三 作曲:吉幾三 ♪ 風が圧(の)し掛かる 冬の海嵐 俺の過去すべて 消してくれないか 明日へも飛べぬ 時化(しけ)た人生よ 生きて来た証 みんな消してくれ 酔えぬ いくら 飲んでも~ 何で…何で 夜よ 夢見てた暮らし あいつは もう居ない 男ひとり 馬鹿なブルースよ ♪ 夜明け雪の町北の港町 夢の足跡を ひとりつけながら 軋しむ船音に 煙草火をつけて これからの俺の 道灯にして 波よ 風よ.. 怒鳴れよ~ 朝よ… 朝よ 来るな 何でだヨ 何で俺だけ置いてゆく 男ひとり 泣けるブルースよ ♪ 夢がぼやけてくひとり寒空に 港出る船が 何故だか愛しい あの時お前を しっかり抱いてりゃ あの時お前に はっきり言えたら 男 意地を 通すばかり 女 泣いて ばかり 死ぬほどに 惚れたあいつが消ぇやせぬ 男ひとり 酔いのブルースよ