吸い込んだ朝の味は 君の街も同じかな 一番列車で帰る道 情けなくギターを背負った 見慣れた車窓の向こう流して また思い出してる せっかく君が呼び止めてくれた あのライブの日 胸に咲くメロディーを 枯らしてしまう前に 君の前でもう一度 次こそは歌える 次があると思ったまま また次になっていく 何も変われないからと 終点を待っているみたい 何を言ったって格好が悪くて 何も言って欲しくなかった 相変わらず離れないな あのライブの日 胸に咲くメロディーが 枯れてしまったら 君に会う口実はもう なくなってしまう このステージを降りたら 僕には何もないから 君の前でもう一度 今日こそは歌える 見慣れた車窓の向こう ずっと気づけなかった 君みたいに揺れる ヒナゲシが咲いていた