ふと目がさめた 時計の針は明日と昨日の境を 指してる ふと思い立った 青く沈んだ世界を 海の底としてみよう 雲は白波 街が岩肌 潮の流れを肌で感じて 月の光がすこし届いてる ただ独りきり あぶく一息 きっと、もっと、淡々と、ちょっと ずきっと痛む昨日の傷あと ふいに思い出しちゃって その途端にもっと痛んだんだ きっとあの子は覚えてもいないな きっと、きっと、きっと 夜が引いていく 夜が引いていく もっとぼくは溺れていたいの 朝が満ちる 君が目をさます そっと目を閉じてさよなら 揺れる水面が少し白んでる 潮の流れが少し速まる ぼくたちはなぜ 明日を目指してるんだろう 何もしなくても朝は来るのに 明日を目指す 明日を目指す きっとそれは干からびるため 正しさだって 響く潮騒さ ほら、聞こえてくるでしょう 夜が引いていく 夜が引いていく もっとぼくは溺れていたいの 朝が満ちる 君が目をさます そっと目を閉じてさよなら