ガラス張りの街の ガラス張りのDJブースに立つ そっと落ちていた 電源を入れる アナログのレコードを 小一時間回すと言って ただ自分の好きな曲を かけて聴いてる 回り続ける ため息が出る どんなに悲しい歌にも 終わりがある 時を待つカキツバタのように 幸せはくる 願いは叶う そう信じることが花言葉なんだと 父が言った 昔を想う 友だちと話すと いつも少し元気になるよ でも 離れてることにも気づく おかしな世界だと 思うこともあるけど 今は みんな 一緒にいることを感じてるよね 街は息づく 街は生き抜く どんなに苦しい坂にも 終わりがある 時を待つカキツバタのように 幸せがくる 足音がする そう信じることが花言葉なんだと 父が言った 昔を想う 雨上がりに 陽が射す空に どんなに高い山でも登れるよと 誓う そう カキツバタのように 幸せがくる 足音がする どんなにすごいレースでも 走れるよ!と 父に言った昔と 子に語る未来と 今をゆく私を思う