換気扇の下ふたり 体育座りして 煙を眺めた 近づいて好きなところを交互に 言い合うくだりも 好きだった すれ違っていくことが増えて 無口になって 思ってないこと口にして 何度も何度も 君を傷つけた 離れれば離れるほど 心が教えてくれるんだ 手放してはいけない人だと 頭ではわかってるのに いつだって結末は同じまま なにやってるんだ馬鹿 もう遅いのにね 君が教えてくれた 切ないラブソングは よく出てくるし 今刺さるんだ 何気なく揃えたキーストラップも 埃被って 苦しそうだ 独りきり落ち込んでぼーっとして 虚しくなって 君の大切さ噛み締めて あの時どうして 止められなかったの 離れれば離れるほど 嫌でも 比べてしまうんだ 「君だったら」なんて 想像しちゃってさ 今更会いたくなっても 叶わない そんなのわかってるから なにやってるんだ馬鹿 ねぇ君はどうなの 君の抜け殻を眺めるたびに ぼやけた化粧を直しては いつもと変わらない景色さえ全て 潤い無くした花びらみたい ただ、君がいないだけで 今でも覚えてる 最後の言葉ひとつひとつ どれだけ時が経っても 色褪せない 君という存在が 離れれば離れるほど 心が教えてくれるんだ 手放してはいけない人だと 頭ではわかってるのに いつだって結末は同じまま なにやってるんだ馬鹿 もう遅いのにね