静かに夜の帳(とばり)が 2人を包んで さまよう愛の言葉の背中を押してくれる バスが揺れるたびに 触れる肩にまだ とまどうから 窓の外に目を向けた 月が微笑んでいた 今夜夢の中 どうか逢いにきて その願いがもし叶うなら 信じてもいいよ 昔の話を あなたの肩に触れた風の中 私の心の奥には 春の花が咲いている 静かな夜はあなたを 思い出してしまう さっきまで隣で笑い 話しかけてくれたのに 何も知らぬうちに心が離れてしまわぬように 窓の外に目を向けた 月が震えていた 恋焦がれたなら 想うその人と 夢の中でもし逢えるなら さみしい夜など きっとないのにね あなたの肩に触れた風の中 私の心に咲いている 春の花を抱きしめて 今夜夢の中 どうか逢いにきて その願いがもし叶うなら 信じてもいいよ 昔の話を その想いが夢まで届く 今夜夢の中 どうか逢いにきて あなたの肩に触れた風の中 私の心の奥には 春の花が咲いている