海風が 東から 潮の香りをはこぶ 夕映えが 草の上 影をのばした 行く夏を歌う スタジアムの空に 終わらない夢を 今日も映し出して いつかは 消え去るために一瞬があるのならば 過ぎてゆく この時が愛しい いますぐ 柔らかなまま そのすべてたぐり寄せて 君の横顔 見ていたい 口癖は「だいじょうぶ?」 優しい君が不機嫌 切り取った残像は 二度と消えないで サヨナラを告げる 夏空の花火が 夜の向こうまで 響き渡るリフレイン いつかは 忘れられない思い出に変わるならば もう少し この場所にいたい いますぐ あざやかなまま 煌めきを纏いながら 君と夜空 見上げている