月灯りの部屋心の隅々まで 痛くしよう 君の手の中で一欠けの氷のよう 溶けてゆけるなら 波のない街で浮かんだ陽炎に 包まれて行く命はまだ 咲いていくから 孤独な羽根を曝して君だけの 羽ばたきを見せて まばゆい時を踊り続けよう 力尽きるまでに 飾らない心指輪だらけの指先 探すけれど ポケットの鍵をいじくるように 誰かの傷に触って 燃え移りそうに瞬く星たちは 絶えた祈りに熱を放ち 消えてゆくのか 叶わぬ夢を散らして この胸に響く情熱は 炎を待てず声もかすかに 乱れもがいているよ <♪> 孤独な羽根を重ねて生まれては 羽ばたく想いを 信じてるなら愛を聞かせて 頬を濡らすまでに ねえ誰かが囁いてるよ この夜の扉の向こうで 移ろい揺れる願いの果てに 愛を求めながら 愛を求めながら