こんな夜は 思い出してしまう 誰もいない始発駅で 途方に暮れてた春の日を… 見送りたいと決心してきたのに ホームから僕の恋は走り出していた 間に合わない別れを選んだのかな 僕も若くて 受け止めることが出来なかったよ あの日出てった列車はどこを走る? ふと耳をそばだてた 地の涯(はて)まで続く長い線路を 休みなく車輪が回っている 大人の世界へ君は旅立って どれだけ遠くへ行ってしまったのか 蒼い(星よ) 知らない街で泣いてないか? 君はどんな夢を見てる? 夢の中に何度も出て来たよ 「行くな」なんて言えなかった 人生最大の失敗だ 引き止めたいと本当は思っていた 行動に起こせなくて 悔いが残ったんだ 君のその未来まで邪魔はできない できることなら 過ぎ去った時間(とき)を 巻き戻したい 今も僕らの列車は走ってるか? まだ汽笛は聞こえるか? 青春とは何もできず持て余す 果てしない線路と時刻表だ 大人になりたくないと言ったって 踏切の音が近づいて遠ざかる 窓の(外の) 白んだ空に 何を願う? 君は僕を覚えてるか? あの日出てった列車はどこを走る? ふと耳をそばだてた 地の涯(はて)まで続く長い線路を 休みなく車輪が回っている 大人の世界へ君は旅立って どれだけ遠くへ行ってしまったのか 蒼い(星よ) 知らない街で泣いてないか? 君はどんな夢を見てる?