乾いた音がこだまして 蜃気楼に消えた 昨日のような 記憶 影が僕らを囲んでは 涼しい風がふいた 繰り返した 景色 同じ夢を見た 君がいるから 叶いそうな気がしてる 夏よ終わらないで もう少しだけでいい 空を切りさいて 叫んだ 君が微笑むなら 僕は泣かないから 滲んだ涙を拭って 二度と来ないと わかっていた 夏に追いついて 追い抜こうとしてる 日差しの中の喧騒に 僕を見つけたら 焼き付けていてほしい 真っ白な背中 唇噛んだ あの日を 僕は乗り越えて 夏よ終わらないで もう少しだけでいい 空を切りさいて 叫んだ フェンス越しに願う 大切な仲間と 憧れた 場所があったから どうしても どうしても 叶えたくて 鳴り響いた サイレン 帽子のうらに書いた 文字を見つめてみる ありがとう 今日までのすべてに さようなら 僕らの 永遠の夏の日 いつしか 思い出す日まで