暗がりが今日の色を 全部決めてしまって 上の空 なぞった 小さく夢見た幸せ あたりが息を潜め 怖がりながら引き寄せられてく まだなにも知らない僕に自由を 歌っておくれ 曖昧に響く笑い声絶やさないでいて あの花がひらく頃 同じよう強く手握るよ ここにはもう転げる 子供たちの声もなく 慣れ親しんだ落書きも時間が 止まったままで 目に映らない事に自分の命を 奪わせないでいて 全て知った顔の君に 一度だけ口付け贈ろう 大概が虚しく 燃やし尽くせない灰の中 君というやわらかな風が僕をそっと 包むよ 夢見ていたんだ今日まで 巡り合える事 この先どこまでも委ねていたい 一人きりで生まれ 初めから欠けた心に 流れていた涙さえいま 全部抱きかかえるよ 永遠に響く笑い声絶やさないでいて この花がひらく頃 同じよう強く手握るよ