髪束ねて描いた絵の 中の2人 ふわり笑いあい 雨、気にしないではしゃいで ふと視線上げ 泣いた目の 君が、離れない 雲突きった線は 波紋の起点に 遅れて鳴る 光の鼓動 花火が言葉を包んで 夜空に想いを馳せる 望む場所は違っても 羽広げた大円の先求めて せーのじゃ夢叶わない 待ち合わせ場所は決めない 背中合わせのまま 進みだした 足音だけ 確かめて 君の選ぶ その命に 彩を 離れてくことで 花開く光に 離れてても 近づいていこう 花火と鏡合わせの 湖上に光が跳ねる 踊り はしゃぐように 瞬きひとつ 世界は変わる せーのじゃ大人になれない 待ち合わせ場所は いらない 背中合わせのまま 進みだした 足音だけ 確かめて 君の選ぶ その命に 彩を 花火の隙間の中で 静かに別れを交わす 望む場所は違っても 羽広げた大円の先求めて せーのじゃ忘れられない その日がいつかは 知らない 夢の手前で待とう しだれ柳の幕が下りるまで 「またね」の 言葉飲み込んで 2人ふわり笑い合い 背中合わせのまま 進みだしたこの命に 幸せを 花火が止み 足は進む 望む方へ