鈍色の空に沈んでった 街の喧騒や残響が 歪んだ音に染まってゆく 僕の心置き去りにして 廻る日々に憂いてた 感情が紡ぐ境界線 水溜まりに映った 僕を壊したいの 溢れ出す感情が雨になって 全てを融かしてくから この世界もその言葉も 忘れさって楽になればいい 流れ出す記憶が風になって 心突き動かすから 明日が見えない現在(いま)も 雲の先の星へと 駆け出してゆく 飽きるほどに連ねた声と 白紙になった運命論 音に乗せては泡になった 僕の心置き去りにして 絡む思考を解くように 濡れた視界を払った 嘘まみれな現実を 僕が壊したくて 溢れ出す感情が雨になって 全てを融かしてくから この世界もその言葉も 破り捨てた過去の後悔も 流れ出す記憶が風になって 心突き動かすから 胸に秘めた希望が 雲の先の星まで 届くように 頬を伝う雨粒もきっと いつか陽が差す日が来るから 溢れた感情が雨になって 全てを融かしてくから この世界もその言葉も 忘れさって楽になればいい 流れ出す記憶が風になって 心突き動かすから 明日が見えない現在(いま)も 雲の先の星へと 駆け出してゆく