あなたは信じてくれるかな? 魔法と砂時計の詩 「もう大丈夫だよ」 ひとりぼっちが二人 震えた心を溶かす 初めて触れた温度たち 「もう大丈夫だよ、 冷めないうちに食べて」 頬塗ってく無色透明 感情が全部零れてく 本当は喚きたかった 泣き虫に 魔法をかけたね 平行線 羽ばたく蝶々 点と点繋ぐあなたと 一緒に居たい隣に居たい どんな結末でも 命の余白をどうしたい? その手で何に触れたい? 運命とか宿命とか越えられるよ ヒカリノセカイ あなたが信じてくれるから 色づき始めた景色 「もう大丈夫だよ」 ひとりぼっちじゃないし 震えていたのも忘れて 今は暑苦しいくらいだ 「もう、大丈夫だよ 冷めないうちに食べて」 心拍数が上がってく 愛情という感情を知る ずっとずっと続くはずだった 残酷に魔法がとけてく 描くはずの余白が切り取られていく 触れたものは手から崩れ落ちていく 『いつか伝えればいい言葉』はもう 声がかれて貴女には届かない 魔法がなくてもいい 魔法がなくてもいい あなたがいればいい あなたがいればいい あと何文字あなたに 伝えられるだろう ねえ、きっときっときっと どこかでまた 春の風 揺れる桜 日常 変わらない世界 ひとつ小さな足音が 暁を告げる 平行線 羽ばたく蝶々 点と点繋げるとき 夢のように透き通ってゆく 誰も知らない ヒカリノセカイ 誰も知らない タシカナセカイ もしもこの世界に魔法があったなら 平行線が 交わることだってあるのかも そんな事あるわけないだなんて 笑い合える奇跡 夢のように透き通ってゆく 誰も知らない ヒカリノセカイ あなたは信じてくれるかな? 魔法と砂時計の詩 「もう大丈夫だよ」 ひとりぼっちが二人 いま