あかくもえる りんごのように まるくまるく なりたい にしにおちる ゆうひのように おわることを おそれない まがりくねるたいじゅのように だいじょうぶだと たっていたい たかくとおい よぞらのように いつもここで まっていたい だけどぼくは やさしくなれない だけどぼくは やさしくなれない もしもきみがきずつくときは きずつけたそのひとをゆるさない ふゆはしろい といきみたい いちびょういちびょう さってゆく はるはさくら はなひらいて いのちめぐる はじまり なつのはなび いつもそうだ きえたあとが さびしい あきのつきよ むしのこえが なぜかすごく かなしい いまのぼくはやさしくなれない いまのぼくはやさしくなれない きみのことをだいすきだから きずつけたそのひとをゆるせない このね うたがいつかきみの みみにとどくときにね もしもぼくがこのよをさって ほしになっていたのなら どうかきみがうたってほしい どうかきみはやさしくいてよ きみがきみをきずつけるとき きずつけるきみのてをゆるさない だからぼくはやさしくなりたい ぼくはぼくにやさしくなりたい ふいにきみがたよれるように そらをうたをえがおをあげたい だいじなこと みつけたんだ だけどこれは めにみえない だからうまくいえないんだ ことばのなかにないんだ だからぼくは