急泣き出した空に 声を上げ はしゃぐ無垢な子供達 慌てふためく大人を よそに遠い瞳で 虹の橋 描いてる 「いつか渡れたらいいな」 水色の 夢ポッケに詰め込んで 心の地図広げて 未だ見ぬ世界へ 君もまた巣立っていく ここから 始めよう全てを 穴だらけの傘なら捨てて 一つ一つの真実を受け止めて たとえ人より歩み遅くても 足枷されても 押し迫る 世紀末(とき)を超えて 僕らはゆく 力強く旗を掲げながら 遥かな 歴史(とき)に名を馳せた 英雄みたいに 誇り高く 信じること 誰かに伝えたい この唄に乗せて 〈♪〉 雨上がりの夕暮れ 薫るアスファルトにくすぐる思い出 しなだれた花びらが また息吹くように 無邪気さが胸に還る 水溜りに歪む 哀れな男が 君には見えるかい? 昨日の自分詰って 重い鞄背負って 今日もまた歩いてゆく いつでも 心を満たすのは 空の青さと風の声 一つ一つの想いを繋いで たとえどんなに明日が遠くても 霞んでみえても 押し迫る 世紀末(とき)を超えて 僕らはゆく 力強く旗を掲げながら 遥かな 歴史(とき)に名を馳せた 英雄みたいに 誇り高く 信じること誰かに伝えたい この唄に乗せて 〈♪〉 やがては君も知るだろう 人生は映画みたいに甘くない 厳しいものと覚悟して 腹括って 信頼寄せられる友ならば 生涯に一人、二人 出会えりゃ幸せ この地球上の何処かで 君を必要とする者が待っている ちょっとぐらい 汚れたって構いやしない その涙に 嘘はないだろう 降りかかる悲しみさえも 全部引き連れて 上を向いて 確かに光り感じてゆこう 惜しまれる20世紀(とき)を 押し迫る 世紀末(とき)超え 闇を超えて 僕らはゆく 力強く旗を掲げながら 今来たる 21世紀(とき)に名を馳せろ! 英雄みたいに 誇り高く 信じること誰かに伝えたい この唄に乗せて