何気ないね 夕暮れの空は 暮れないでってほどに 時間だけが過ぎてゆく さりげないね この街の中は ふり返って暮れる 日の光を背負うように 砂に書く 文字のように 消えてゆく 光よ 色褪せないで 街が赤に 染まるように そっと沈み出していく 日の光を浴びて 歩いてく あの日のように 思い出す あの頃の 赤い空を 思い出していく 見慣れた街をそっと染めゆく あの日の 夕暮れ きれいな街並みを <♪> 何気なく 暮れてゆく空は つれないねって揺れる 気持ちさえも包むように 空に咲く 花のような 赤色の夕日が 胸の中で オレンジ色に 変わるように もっと沈み出していく 日の光を浴びて 歩き出す あの日のように 思い出す あの頃の 赤い空を 通り過ぎてゆく 見なれた街もそっと染めてく あの日の 夕暮れ きれいな街の日よ