「カーテンもうそろそろ 閉めようか?」あなたに聞いたら 「おっ、待って! 夕焼けを見よう」と誘う シロナガスクジラみたい でっかい雲の真下に エレヴェーターのスピードで 月が上がる 上がる 抱き合って 右見るわたしは 終わりいく一日眺めてる 左見るあなたは 夜の始まり確かめる ここから ここからも見える ふたりなら ふたりならわかる 美しい 美しいからこそ 踏みにじりたくなる瞬間も 一秒として 同じ景色も色もない空は オーディエンスがいなくても 変わり続ける 抱き合って 右見るわたしは 沈んでく夕陽を眺めてる 左見るあなたは 明るさ増す月を指す ここから ここからも見える ふたりなら ふたりならわかる 自分だけ 自分だけの為には 生きられないこと知ってる そう ふたりなら 過去も 犯した過ちも この瞬間も ここに続く今も 許し合って 許して置き換えて ここからまた 何処かへ ふたりなら ふたりなら見える ふたりなら ふたりならわかる 美しい 美しく置き換えた 軌跡と奇跡を