路地裏を照らすオレンジの影 5時になると街に鳴り響く鐘 悴んだ耳は君も同じだね 明日はどんな日にしよう 呼ばれてる僕が落ち着ける場所 カバンに入れたままの重たい辞書 赤線を引いた言葉も同じでしょ I don't laugh at you I want to laugh with you 街灯は道を照らし行く人の歩みを急 かす だけど少しだけ遠回りしよう 今の時が終わらないように 明日にはこの道を歩きはしない 別れ道手を振る君が 微かに揺れる月は昇る 新しい日々が始まれば忘れてしまう 茜色の空よどうかこのままで このままで 久しぶりに帰ったこの街 制服を脱いで5年の月日 駅のホームはどこか寂しくて 狭まる視界に想い重ねて 瞳の痛みをそっと抑えた 揺れるバス窓を眺め歩いた道を辿ろ う 桜並木と冬の街灯 君もまだ覚えていますか? 紅く染まった夕陽がゆっくりと沈む 頃 君は言ったまだそばにいて ずっとそばにいて 明日にはこの道を歩きはしない 別れ道 手を振る君が 微かに揺れる月は昇る あの空はまだ僕らを待ってくれるだ ろう 茜色の空よどうかこのままで このままで