戦から戻った男をむかえる私 理想通りの笑顔で おかえりを どんなに悔しい声を漏らしたって 私がそっちサイドじゃないのは ただ一つ あの時一瞬でも自分に負けたから 都合が悪くなると 過去のトラウマを語り 甲斐無い事で大きくなった顔になる 1番になりたいと語る一方で 誰にも 嫌われたくないなんて泣いてばかり そんな女の末路は分かってる これまでもこれからも 私は変われないのかな そう嘆いてたら もう本日の最終バスが終わってる はじまりの歌書いたなら もうやるっきゃない戻らない はじまりの歌かえるのは 誰のものでもない 自分だけの道だ 目を瞑ると浮かぶのは ここへ送ってくれた母親 友達 それでも応援してくれてた者たち 進むあたしを睨むのは 未来を馬鹿にする言葉や偏見 早く我に帰ろと肩を叩く人 小さな画面にあふれてる 幸せな結末たち 私が蹴ったはずの 過去の時間は戻らないから はじまりの歌書いたなら もうやるっきゃない戻らない あの時の冷たい視線が 今でも心に残るのなら 今からはじめれば良い ここからはじめれば良い Tシャツで汗拭って 今こそ今こそ はじまりの歌書いた時 ここからが勝負と決めたんだ 一番嫌いな自分に 一番綺麗な景色を 男たちに埋もれて 聞こえやしない女たちの声 強くはなくとも 痛みには耐える女たちの声 いつまで 土台になっているつもりだ馬鹿野郎 今こそ叫べ 叫べ 歌え 歌え はじまりの歌 書いたなら