俯く森林が道の向こうの 世界とこの部屋 隔ててる 去年の年末 寝癖のまま きみと駆け込んだ電車よ 早く迎えに来て 角砂糖みたいな白い箱の中 エタノールの煙に気が触れそう 「天井ばかり見てるからね 雨音も歌声」と笑う眉 どうか連れてかないで 凪の日のゆめを夢に見て 起きない涙ときみを守る 時間がないから今すぐ夏になれ なんて魔法は使えない どこまでも行こうって手を引けない 僕は 怖くて仕方ないんだ 二月のサマー 語れないまま あのドラマみたいな 世界なら二人 そろそろ抜け出せる、準備しよう 「冗談ばかり言わないでね」 声は頭の右で思うだけ 聞こえないのは何故 凪の日のゆめを夢に見て 起きない涙ときみを守る 時間がないから今すぐ夏になれ なんて魔法は使えない 気付かないフリで まだ期待してたら 何か変わらないかな 二月のサマー 語れないまま 時間がないから今すぐ夏になれ 時間がないから今すぐ夏になれ なんて魔法は使えない どこまでも行こうって手を引けない 僕は 怖くて仕方ないんだ 二月のサマー 語れないまま 二月のサマー 語れないまま