欠けた月静寂の中 明けない夜に憂い悟る 絡まって歪んだ世界で 必然を知らずにいた 飾られたこの身を 焼き尽くして触れた 答えに 見つめてた ただ流れていく 赤く虚ろな世界 悲しく笑いかけて 囚われてたのは過去だった 告げる終わりの時 残されたのは願い 混ざり合う生と死の淵 爛れてく意識の渦 迎えた行方に咲く花 繰り返し 未だ口ずさんでいた この空虚な唄 虚しくまた響いて 抗っててのは現在だった いとわない痛みに 報われる日を探してた 捉えかけた希望はまた 足音と共に孤独の中 見つめてた ただ流れていく 赤く虚ろな世界 悲しく笑いかけて 望んでいたのは明日だった 縋る隙間もない 悲劇の空に願う