ため息を吐いた 真夜中コンビニのビールを 初めて手に取った 忘れようとした 期待はしないさ せめて心は美しく 在りたいと思った それも叶わなかった そんな夜だった 煙吸い込んだ ドラマチックは程遠くて 何も変わらなかった 変えようともしなかった 君のことを想って くだらない嘘を吐いたって 巡り巡って 悲しくなるだけで そんな僕だった 消えかけては揺らめく街灯 諦めが散らつく凡庸 いつまでだって僕らは こうして生きていこう この場所で生きていこうよ 呼吸をするみたいに これからきっと僕らは 悲しみを抜けて 喜びを過ぎて また繰り返してしまうな 望まれるような 生き方なんて 出来なかった 出来ない自分を選んでた それなりの生活に 落とした理想を ゆっくりと ゆっくりと 手離したら ため息を吐いた 真夜中コンビニのビールと 汚い言葉も 君の泣き顔も 飲み干していく 悲しみもあるさ 喜びもあるさ 生きていけるさ