微かな予感が胸を掴む その目が見つめた世界を追いかけて 臆病な両手伸ばした 指先が少し触れた、だけだった 声よ響いて、 今こんなにも眩しい君へ たった一つのこのメッセージ、 届けるように きっと戻れないよ、まるでおとぎ話 それでもわたしはここにいた君と 誓った奇跡のこと、忘れないよ 聞こえる足音、息を潜め 時間は全てを過去に飲み込んでいく 失う物を数えて踏み出す一歩さえも 恐れるの? 息をするほどに、遠ざかっていく 青すぎる空を映す瞳 雪の降る朝の小さな約束 疑うことなどなかった夢 ねえ、でも消えたりしないから 声よ響いて、今誰よりも優しい君を たった一つのこのメッセージ、 導くように きっと戻れないよ、まるでおとぎ話 それでも確かにここにいた君が それぞれの明日を生き抜いた先で 描いた未来ならば、信じたいよ