君が『良いよ』って話すから 甘えていたんだね 君の『大丈夫』で満たされた 海の向こうに光るカノープス あの日突然の涙は いつも心の奥にあったもので それに気付けなかった僕のせい ごめんねも今更届かないけど さよならを口にしたなら 無かったことにできないんだ 心にも無い言葉の海の向こうに カノープス 無理に着飾って良い人を演じて いたから駄目だった 汚れていたって 渡せばよかったのかな 見えなくしてたカノープス もしも最初からこの気持ち 伝えていたら違ってたかな 違う場所で出会っていたのなら 結末の違うもしもがあったんだ さよならを口にしたのは 間違った 僕が嫌いだったんだ 失ってから見えるよ 海の向こうに カノープス 満天の星空に 本当の気持ちひとつだけ 不完全で歪な星だけど 見つけて欲しかったんだ 会いたくてここまできたけど 当たり前にひとりぼっちだ 涙で滲む 水平線の向こうに カノープス 僕の『大丈夫』で満たされた 海の向こうに光るカノープス