花火を消した 夜明けに僕ら 重い体を乗せて 白むハイウェイを行く 少しづつ曲がる 運命の形に気づく 多少 強引に アクセルを 踏みこんで 河口の分岐 観覧車と傾いた つめたく差し込む光 僕らは溶け出していく 誰にでも 誰にでもわかる 夢の中にいる いつだったか知ってた 悪魔も裸足で 鍵を守って眠る なんて考えて 越えていく河口を ちっちゃな船が出る 早く めんどうは 片付けないとだね すごく気に入ってるんだ サボテンのキーホルダー つめたく差し込む光 残された星も消える なんとなく なんとなく 間違ってもいいやって思った ペットボトルの 震えるコーラを 飲み干して 多少 強引に アクセルを 踏みこんだ 河口の分岐 神様でもいるような つめたく差し込む光 僕らは溶け出していく 誰にでも 誰にでもわかる 夢の中にいる
